無法国家に腹が立つ
なんか腹立つ。憲法違反の国家、下級官吏がそれを当たり前のように取り締まる。取り締まる理由もないというのに。
市民の立場というものを彼らは理解していると思う。それでも、全体主義を教えられてきた彼らは、心の内奥の言葉を無視する。
これは、これまでの自分自身と同じこと。
間違っていることを自覚していながら、権力ですべてを押しつぶす。
法の下といいながら、法は何ら機能していない。
大きな問題といえば、自衛隊から始まって、小さいと思われるかもしれないが、交通取り締まりのあり方。先だっても、罰金相当に対して逮捕したという記事があった。
取り立てるにしても逮捕権を乱用する理由はなかろうに。逮捕状を発行した裁判官にもいかがなものかと思われる。
見せしめ、懲らしめといった目的で捜査権の乱用を許すのは問題なのだが、役人、議員いずれもこれらに何の関心も持っていないことが一番の問題と思われる。
絶対的応報刑の考え方は現代においては、ありえないと刑法の前田先生は言っている。
現実において、このような形で、絶対的応報刑を課している現実は明らかにおかしいと私は思う。
一時不停止に関しては、不起訴にするというようだが、これも職権乱用に思う。民事で裁判をせよという役所の嫌がらせであろう。
それなら、それで行政訴訟、国賠訴訟ということになるだろうが、印紙代がかかる。貧乏人は、人権はないのだというメッセージと思われる。
個人の尊厳を第一とした憲法の精神とはかけ離れた権力ありきの暴挙といわざるを得ない。
できることはする。法律を学んだものとして黙ってはいられない。まっとうな裁判官にあたることだけが救済になる。
裁判官の独立がかえってだめにしていることを知っているだけに、当たりはずれに期待せざるを得ないというのはいかんともしがない。
簡単に後に続けるようなことを考えたい。